ヤマハ株式会社の歌声合成ソフト「VOCALOID(TM)」(ボーカロイド)での楽曲制作に、 ネットレーベル「Maltine Records」(マルチネレコーズ)と縁深いトラックメイカーたちが続々挑戦するDTM バラエティー番組『マルチネ・ボーカロイド・スクール』がスタートした。
本番組では、レーベル主宰の「tomad」と、DJおよびトラックメイカーとしても幅広く活躍する「okadada」が見守るなか、 気鋭のトラックメイカー達が、今年7月に発売されたばかりの「VOCALOID5」を使った楽曲制作に挑戦していく。進行役には、「マルチロイド」というキャラクターが登場。女性アイドルグループ「Maison book girl」の「和田輪」が声を担当している。
第1弾のトラックメイカーは「PARKGOLF」。「昔一回だけボーカロイドを使ったことがあるだけ。今日は全然(何も)考えてない」という驚きの発言から制作がスタート。時にはお菓子を食べながら、四苦八苦して見事に曲を作り上げていく。
そして第2弾では、「Tomggg」が登場。大きな災難に見舞われながらも、「VOCALOID」をどんどん使いこなしていき、ラップも取り入れたスウィートで軽快な曲を作りあげる。
いずれも自宅という普段通りのリラックスした制作環境で曲を作り上げていく、現代のクリエイターらしいリアルな姿が垣間見える。
第3弾以降も順次公開予定で、「Pa’s Lam System」、「パソコン音楽クラブ」という「Maltine Records」から楽曲をリリースしている面々が「VOCALOID」での楽曲制作に挑戦していく予定だ。