それでも世界が続くなら篠塚がプロデュースを担当した神戸出身のプログレッシヴ・ロックバンド“こうなったのは誰のせい”が、初のリリックムービー「さよならさよなら」を公開した。
こうなったのは誰のせいは、現在メンバーの大学院受験を理由にライブ活動休止中であり、また予定していたデビューアルバム先行MV「ハイリ」の公開準備期間の延長が重なったことを理由に、待たせているファンへの配慮として、急遽公開されたリリックムービー。
本作は、カイト(Vo)が自宅で製作した自主製作作品であり、着飾らず本質を愛する彼ららしいシンプルな映像に反して、現在受験で休止中のフルキ(Gt)の高い技術力を惜しげもなく発揮したテクニカルな高速タッピング、またその高速タッピングギターとユニゾンするハシノ(Dr)の爆撃機の様な手数のビート、それらと正反対に、重戦車の様に重く歌を支えるコヤマ(Ba)とカイト(Vo)の爆発しそうな程に叙情的な歌が重なり、対極の2つの世界が融合する彼らの特異な楽曲センスと、技術力の高さを感じることができるリリックムービーとなっている。
こうなったのは誰のせいは、彼らが敬愛するそれでも世界が続くなら篠塚をサウンドプロデューサーに迎え、ライブ活動休止中の8月16日(水)に、デビューアルバム『さよならノスタルジア』をリリースする。
カイト(Vo)コメント
“さよならさよなら”は、大切なものがあることに気づいた時に生まれた曲です。
もしまた会えるなら、会いたいって思えるようになれたら、別れの言葉は「さよなら」じゃなくて「またね」を。
僕は、“さよなら”に、さよならしたいんです。