ハルカトミユキが、6月28日(水)にリリースする3rdアルバム『溜息の断面図』から5曲目となる「宝物」のMVを公開した。
今月に入り「わらべうた」「Stand Up, Baby」「WILL (Ending Note)」と毎週公開されてきた映像作家、松永つぐみによるシリーズの最終作となる。
この曲は、ハルカ(Vo/Gt)が20代後半の揺れる心を描ききった秀逸な歌詞と独特な響きのピアノが印象的な傑作バラード。実際に27歳である彼女が描いた世界は、海外のミュージシャンでいうところの「THE 27 CLUB」という数多くのミュージシャンが命を落とした年齢のことよりは、今の日本で27歳という年齢について。若さに任せて生きるには大人過ぎ、現実のみを見つめるには若すぎる。青春の終焉と現実の狭間を赤裸々に、告白するかの様に想いを綴り、様々に入り混じる状態を「青いままの春」と表現している。