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M.4「街頭の街」

街のために一曲が書けた

――4曲目は、「街頭の街」。

平井大阪の十三っていう街で過ごしていた時期が長かったんですけど、飲み屋が並んでいる横丁が今年の3月に火災で全部焼けてしまったんです。3月20日に十三FandangoでQOOLANDの初ワンマンがあって、そのときに見たら信じられへんくらいに燃えてて。仮に東京のどこかが燃えても感情の変化はたぶんなかったので、ああ地元なんだなって思いましたね。だから曲を書こうと思ったんです。街のために一曲が書けたときに、『街と大都市』っていうタイトルのあらすじが作られたんじゃないかなと思います。

――この曲はアコースティックですけど、シンプルに、メロディを大事にするという意識はほかの楽曲と比べてどうですか?

平井僕とドラムのタカギがギターを弾いてるんですが、2本合わせると音数がかなり多くてプレイするときにリズムが邪魔だったので、アコースティックで自然に出しました。ライブではまた違ったアプローチをしていこうかなと思っています。

M.5「ブギーサウンド」

“勉強している最中に掃除しちゃう理論”

――5曲目は「ブギーサウンド」。これは『Download2』からの再録ですね。

平井「片道4,100円」で歌われている部分なので、このアルバムには絶対入れたほうがいいと思って収録しました。この曲、出かける前とかの20分くらいで作ったんですよ。

QOOLAND

――出かける前にちょっと曲を作ろうっていうことがあるんですね(笑)。

平井けっこうあります。“勉強している最中に掃除しちゃう理論”と一緒ですね。

その理論は確立されてんの?(笑)

平井勉強しているときになんか気になって掃除するでしょ? 演奏的にはリードギターのタッピングが相当速い曲ですね。

川﨑この曲は間違いなくオラオラしてますね。弾くのがけっこうしんどいです(笑)。

M.6「フレンドシップさようなら」

いなくなった人たちのことを歌った歌

――続いて6曲目、「フレンドシップさようなら」。同じく『Download2』からの再録ですね。自分たちで意識的に変えたことはありますか?

川﨑自分の中では、再録ものでいちばん変わった曲かもしれないです。

拓郎のタッピングが消えたし、クリアでわかりやすくなったかな?

――再録はよくされていますけど、「これを録り直そう」っていう基準は何なんでしょう。

平井『Download』『Download2』は最初から曲のストックだと思っていて、こういう使い方をするつもりだったんです。あと1曲、「ゆとり教育概論」だけいちばん大事な曲なので残していますけど、然るべきときにやるかな。『街と大都市』には今回再録の2曲が必要だと思ったので使いました。「フレンドシップさようなら」はたくさんのいなくなった人たちのことを歌った歌なんです。今周りにいる人のことを歌っている「反吐と悪口」や「区民」があるので、いなくなった人のことも歌っておこうという理由で収録しています。

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松井 恵梨菜
  • 松井 恵梨菜
本業である音楽関係の雑誌編集に忙殺されながらも、ライターを目指して勉強中。"ETERNAL ROCK CITY.2012"オフィシャルライターなどの経験あり。難しい評論ではなく、心に伝わる文章が書けるようになりたいです。通称"ぴよ"。
  • 鈴木 "もぐら" 悠太郎
1986年 神奈川県生まれ 通称"もぐら"
ライブハウスでの撮影をはじめ、2013年にはFUJI ROCK FESTIVALや朝霧JAMといった大型フェスの撮影も担当するなど活躍の場を広げている。またライブや音楽イベントのみならず、風景やポートレートなど幅広く撮影中。