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M.4 「When you wish upon a twinkle star」

愛とか夢とか平和どうでもいいから熱い歌を聴かせろよ!!

――なるほどね(笑)。それでは最後の曲、「When you wish upon a twinkle star」。

中山今住んでる家には2 年前ぐらいに引っ越してきたんだけど、当時散策がてら路地とかを散歩してたのよ 。その時にパッと思ったことを書いた曲だね。まさに降りてきた系の曲。「愛とか夢とか平和どうでもいいから熱い歌を聴かせろよ!!」って歌ってる部分がポイントかな。そういう曲が最近ないなと思うんだけど……ってさっきから否定が多いね(苦笑)。前向きな曲を作らなきゃって思うんだけどなかなか……。

――グッバイフジヤマの曲って、否定的な言葉があっても嫌味に聞こえないのが不思議だよね。

中山“最低の言葉に最高のメロディー”っていうのが、自分が音楽をやるうえでのコンセプトだね。まぁコンセプトっていうか、出てくる言葉がそういう言葉ばかりだからかもしれないけど(笑)。でも、歌っていることは自分が実際に思ってることだから。嫌味に聞こえないのは声質もあるのかな? とは思う。自分の声嫌いなんだけどね。

――ボーカルの人で自分の声が嫌いっていう人多いよね。なんでなんだろ。

中山卓哉(Vo/Gt)

中山ルンペンフジヤマの時、最初はボーカルじゃなくてギタリストだったからね。心ではめちゃくちゃボーカルをやりたかったんだけど、歌が下手なのは自分でもわかってたし、最初に作ったデモは歌が下手すぎて聴けないぐらいひどい(苦笑)。でもその次に出したCDでは歌がめちゃくちゃうまくなってて、一年近くバンドで歌い続けたら自然とうまくなってたみたい。そこからは「自分はボーカルだ」って自信をもって言えるようになった。

――歌がうまくなるって徐々にわかるものなの? なにかきっかけがあった?

中山レコーディングの時に自分の歌を客観的に聴いて気付いた。それまでただがむしゃらに歌ってたから、うまくなってたことに全然気付かなかった。まぁ今も下手なんだけど、当時に比べたら格段にうまくなってると思う。歌は練習すれば誰でもうまくなると!!

CDとして全て納得できるものを作りたかった

――なるほど(笑)。さて、楽曲について一通り触れたけど、今作のCDジャケットと「ひばりくんの憂鬱」のMVはセルフプロデュースなんだよね。なんでそうしようと思ったの?

中山曲が最高だから、CDとして全て納得できるものを作りたかった。今までジャケットとかは全部デザイナーに任せてたんだけどね。でも、今回は良いものにしようと必死に勉強した。だからこの数ヶ月めっちゃ大変だったんだよ(笑)。寝る暇も殆どなかったし。

――どんな勉強したの? すごく大変そうだけど……。

中山具体的なやり方っていうよりはその手法かな。MVだったらいろんなMVを見まくったし、ジャケットだったらこんなことができるって手段を勉強した。実際にやってもらうのはカメラマンだったりイラストレーターだったりするから、対等に話ができるように知識を蓄えた。こうしてああしてって具体的に指示を出す、ディレクションの立ち位置かな。実は「戦争しましょう」のMVも、既にあった素材を俺が編集して作ったんだけどね。

――そうなんだ。じゃあ今後もMVやジャケット制作に関わっていく?

中山やれる範囲でやっていきたいかな。自分でできることは全部やっていきたいって思ってるし。でもそれは独裁ではなくて、ちゃんとメンバーやスタッフと折り合いをつけてやっていくけどね。今は自分の意見を尊重してくれる仲間と一緒に制作できてるから、本当に楽しいし幸せだなって思うよ。

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  • 鈴木 "もぐら" 悠太郎
1986年 神奈川県生まれ 通称"もぐら"
ライブハウスでの撮影をはじめ、2013年にはFUJI ROCK FESTIVALや朝霧JAMといった大型フェスの撮影も担当するなど活躍の場を広げている。またライブや音楽イベントのみならず、風景やポートレートなど幅広く撮影中。