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今の自分たちが持っている武器を全て使う

――なるほど。sumikaでbanbiの曲を演奏することは、僕含めリスナーがすごく気になっていた部分だと思う。だって「ヒマワリ」もやらないって言ってたのに、6月6日にやったツアー初日のライブで唐突にやったじゃないですか! もうお客さんは号泣で……。

片岡お客さんの泣いてる顔が見えて辛かったよ……。

――僕からしたら、数年前にKEN YOKOYAMAがやった「STAY GOLD」と一緒。あれはどういった経緯でやることになったんですか?

片岡ツアー初日を迎えるにあたって、今の自分たちが持っている武器を全て携えて「このツアーを全力で始めるんだ!」っていう意思表示をしたかった。だから「ヒマワリ」をやろうっていう話になったんだ。

――「ヒマワリ」のイントロが鳴った瞬間、僕はめちゃくちゃ気を抜いていたんですよ! 直前のMCで“未来”って言葉を使いながら喋ってたから、「はい。次は「未来」ね。CDに入ってるもんね」って思ってたら……「ヒマワリ」やるんですもん!! 例えるなら、2005年の”ROCK IN JAPAN FESTIVAL”で、銀杏BOYZが「新曲を聴いてください。「恋と退屈」!」ってMCで言って、「BABY BABY」をやったのと同じですよ!!(興奮)

片岡ゆうやのその顔うざっ!(笑)

――あれは狙いではなかったんですか?

片岡狙いじゃないね。「過去も未来も繋いでsumikaは第2章に突入します」って思ってたことを言葉にしただけ。みんなそんな表情で聴くんだーって不思議な気持ちだった。以前は演奏することに抵抗があったけど、今演奏してみて、自分たちはやって良かったって思えてる。きっとこの1年で“sumikaらしさ”を見つけられたからだと思う。

バンド内での立ち位置をしっかり変えられるようになった

――確かにsumikaとbanbiを別物として見られてる部分がありますね。歌い方とか変えました?

片岡健太(Vo/Gt)片岡変えたし、変わった。以前の歌い方は、例えるならずっと全力でいるみたいだった。やっぱり、元々メロコアをやってた影響もあるのかな? 今はバンドだけじゃなく、弾き語りもやってきたおかげで変えられたんだと思う。sumika、sumika[camp session]、片岡健太ソロのそれぞれで、自分の役割というか、バンド内での立ち位置をしっかり変えられるようになった気がする。

――サポートメンバーの違いによっても自分の立ち位置は変わるんですか?

片岡変わる変わる! それこそリハーサルの空気感から変わってくるし、メンバーの役割も変わってくる。だから日によっていろんな相乗効果が生まれるんだよね。それが人間性だと思う。

――そういうの、日常生活でもありますもんね。ところで、今回のCDは2枚とも価格設定自由の投げ銭制になってますよね。それに対する不安はなかったんですか?

片岡怖い部分もあったけど、今後のバンドの構想を練ったときに、今しかできないと思ったんだ。でも正直不安もあったから、最初は片岡健太ソロの企画で試してみて、そのときはお金じゃなく手紙や物でもOKにした。もし万が一、このやり方が失敗したとしても、片岡健太ソロでの失敗の方がsumikaのチームとして失敗するよりいいと思ったから。やっぱり色々めんどくさいなって思うときもあったけどね。

――でも、めんどくさいながらも、投げ銭の受け皿はちゃんとsumikaのモチーフである家の形の入れ物だし、このプロジェクトに対する説明書と封筒が一人一人に用意されていて、本当の意味でのDIYですよね。あの家の入れ物は誰が作ったんですか?

片岡去年やった映像の企画を通して知り合ったチームに、なんとなく「こういった箱が欲しいんだけど、なんかないかなー?」って相談したら作ってくれた。あと、物販のハンガーもコルクで作ってくれたものなんだよ。

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クロマティーゆうや
  • クロマティーゆうや
ROCK DJ集団ピストル・ディスコの責任者兼DJ。宜しくお願い致します!2015年2月28日、TSUTAYA O-EAST公演開催決定!!!→特設サイト
  • 鈴木 "もぐら" 悠太郎
1986年 神奈川県生まれ 通称"もぐら"
ライブハウスでの撮影をはじめ、2013年にはFUJI ROCK FESTIVALや朝霧JAMといった大型フェスの撮影も担当するなど活躍の場を広げている。またライブや音楽イベントのみならず、風景やポートレートなど幅広く撮影中。