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突然「脱ロック!」とか言い出したりしたい

――僕が最初にsui sui duckを知ったのは、YouTubeでインディーバンドの動画を巡っていたとき、たまたま「RUN」のMVにたどり着いたところからだったんです。当時は再生回数3000とかで、そのときは「インテリな人たちがアートディレクターに頑張ってもらってオシャレ装ってるんだな」って思って、でも今は渋谷さんが金髪になったりして「あれ、全然違くね?」って感じなんですけど(笑)。

渋谷そう、全然違うんです(笑)。最初は顔も出さないバンドにしようかって案もあったくらいで。こじんまり、オシャレな人たちってイメージでやっていったほうがいいのかなって思ってた時期もあったんですけど、性に合わない。尖ってる部分は出していこうと。むしろずっと金髪だったんです。周りの友達がみんな就職活動してて、一緒にいて僕だけ目立っちゃうんで黒髪にしたっていう。

高橋最初のMVでイメージつけると、インテリっぽい人たちだと思ってくれそうですよね。

――インテリを通り越して、ナードとかギークな人たちなのかもしれないとか思ってたんですよ。ライブ観て、すげえアッパーかつオシャレな人たちでビックリしました。

渋谷プライベートのほうがさらにみんなオシャレですからね。ギターの堀内なんか、OLかよ! って感じのダイエットのジュース飲んでインスタに上げてたりするし(笑)。

――堀内さん、SNSに上げてる写真が全部フォトジェニックですよね。

渋谷堀内(彼)は絶妙なファッション感覚持ってます。ほかの人が着たらダメでも、彼が着るとめっちゃオシャレになるんです。あと、打ち合わせの場で「キュレーション」っていう言葉が出てきたんですけど、僕、言葉の意味がわからなくて。「ふーんキュレーションね……(扇風機のことかな……?)」みたいな感じで流してて。そのとき堀内が「キュレーションってなんですか?」って聞いてくれて「助かったー!」みたいなことがあったり(笑)。しっかり者で、メンタル化け物です。ライブで対バンにいいバンドがいたとき、スマホをシェイカーにして踊り狂ってましたからね(笑)。俺らみんなライブではノるんですけど、あいつはヤバい。

――せっかくなのでメンバーそれぞれのことを聞かせてください。ヤバいといえばベースの清水さんもヤバいですよね。Instagramがピカチュウアカウントになってる時期があったりして。

渋谷狂気の沙汰ですよね(笑)。インスタにポケモンのコミュニティがあって、そこからライブに来てくれる人もたくさんいます。そして最近始まったsui sui duckのラジオでも、「清水新士のめざせポケモンマスター」っていうコーナーがあります。身長190cm超えてて、モデルの仕事とかもやってて、服装もオシャレなんですけど、持ってる世界観がすごすぎます。しかも空手黒帯っていう。

高橋キャラ設定盛りだくさんすぎて、漫画だったらボツですよ(笑)。

――キーボードの加藤さんはどうでしょうか。唯一の女性メンバーですが。

渋谷バンドの中でいちばん「プレイヤー」ですね。プレイヤーを超えて研究家かもしれない。学問として音楽を捉えてる。楽器を弾くのに手を怪我しちゃいけないから、転ぶときは顔からいけって教えられてきたらしいです。あと、紅一点ではあるんですけど、男気がすごい。男連中みんな弱いんで、例えば「どこかで食事しようか」って話になったとき、「どこがいいかな~」とか言ってグダグダしてると加藤の「歩いてりゃ何かあるっしょ」の一言で歩き始める……みたいな。

――強い。

渋谷ドラムの安達さんは……バンドの初期メンバーなんで、いちばん長く一緒にいるんです。とにかく圧倒的に僕に着いてきてくれる人ですね。「渋谷がいいなら俺もいいよ」って感じで。なんでこんなに信頼してくれるのかなってくらい、生まれたての赤ん坊のようにひたすら着いてきてくれます。

――しかしみんなキャラ濃いなあ。sui sui duckの楽曲と素顔のギャップに、まだみんな気づいてないと思うんですよ。ちょうどいい毒が隠れてるというか。

渋谷ひねくれてますからね。ブームに対してカウンターになりたくて、ロックになったと思ったらエレクトロサウンドに戻ったり、で突然「脱ロック!」とか言い出したりしたい。

――「まだギターとか弾いてるんですか?」みたいな?(笑)

渋谷すごい言いたい(笑)。そして、レディオヘッドの「Lotus Flower」みたいな、ボーカルがひたすら踊るだけのアレをやる。

高橋「渋谷、踊る!」っていう。

渋谷Oasisのギャラガー兄弟みたいな直球の悪口じゃなくて、トム・ヨークの「あのバンドはギャグでしょ? 面白いよね」みたいな、皮肉っぽい悪口を言いたいですね。

プロフィール

sui sui duck
simple.not simple.
minimal. not minimal.
refrain.fluid.sui sui duck.
RO69JACK for COUNTDOWNJAPAN’16 入賞。
2016年4月から都内にてライブ活動を開始。
同年冬に、自主制作によるミニアルバム『WALK』・『RUN』をライブ会場限定で発売。
2017年 7月5日、タワーレコードレーベル LUCKより全国流通盤『THINK』 をリリース。

[メンバー]
YUTA SHIBUYA(Vo/Gt)​
TAKUMI HORIUCHI(Gt)
ARASHI SHIMIZU(Ba)
TOMOHIRO ADACHI(Dr)
​AMI KATO(Key)​
KAZUKI TAKAHASHI(Art director / VJ)

リリース情報

『THINK』
NOW ON SALE
¥1,600(税抜)

[収録曲]
01. inter light
02. nitro
03. out
04. salvage
05. A
06. think
07. loser

関連リンク

sui sui duck公式サイト
sui sui duck公式Twitter
sui sui duck公式Instagram

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いぬゆな
  • いぬゆな
千葉生まれ千葉育ち。元バンドマン。演奏するより文章書くほうが得意なことに気づき、ライターになる。漫画と音楽とサッカーのことならどんと来い。それ以外もどんと来い。一番好きなバンドはThe music。