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今の自分たちのいちばん強い名刺にしたい

――もうライブでは演奏されましたか?(取材時11/9時点)

tommyまだですね、って言ってももうツアー始まるんですけど(笑)。自分たちのなかでもけっこうハードル上げた曲でもあるし、ツアーからになりそうですね。練習しててもイメージしやすいし、お客さんがわかってくれるって言ったら変ですけど「こいつらこれやりたいんだな」ってのはちゃんと表現できる気がします。

――この曲ができたからこそアルバムなどではなくシングルでリリースしたいと思えたんですね。

tommyそうですね、シングルとしてこの曲を今の自分たちのいちばん強い名刺にしたいって思いました。

――今作は「インソムニア」以外に新曲が2曲収録されていますが、しかしこれぞNUBOと言えるくらい全く楽曲の色が異なりますよね。まずは「Mirror the world」ジャジーでアダルトな装いと疾走感の組み合わせが気持ちいいですね。

tommyこの曲はWakaiが作曲したんですけど、いちばん僕たちの大きな流れを汲んでいるというか初期衝動とは全く違い、積み上げてきたものの今の位置。というのがしっくりきますね。オシャレなコード進行も疾走感もありながら、ちゃんと攻めてる。みたいな(笑)。

――とことんオシャレに仕上げることもできると思うんですけど、しっかりフロアライクに落とし込めてるのが流石NUBOといった楽曲ですよね。歌詞はどうでした?

tommy詞は元ネタがあって。前作のシングルの『ありふれた今日を』は歌を録り終わって全部出来た後に歌詞を最初から書き直したんですけど、実はその前に作りきっていた歌詞がこの曲の歌詞の原型なんです。テーマは違うんですけど。

――そんな経緯があったんですね。

tommy僕としてはこの内容を曲にしたいと思っていて。この曲ができたときに絶対使えると思ったんです。誰かに笑ってほしければ自分も笑ってなきゃ多分無理だし、ネガティヴを吐き出せば回りまわって自分のところに帰ってくる。それを実感することがこの歌詞を書いているとき多かったんですよね。だから鏡をテーマにした楽曲をこのタイミングで書いておきたかったんです。

――そして最後を飾るのが「Shadow and wall」メロウでアーバンな匂いのするミドルテンポの楽曲。

tommyこれも僕たち的にはあの頃好きだったものに立ち返ったコーナーというか(笑)。好きだったミクスチャーバンドって1枚アルバム聴くと基本的にはガツっとロックしてるんですけど、1曲くらいバラードまでは言わなくてもミドルテンポで染みる曲があったんですよね。僕達みんなそれ育ちなんでそういうのが好きで(笑)。

――自分がtommyさんと同世代っていうのもあってすごく良くわかります、この楽曲染みました(笑)。

tommyそれめちゃくちゃ嬉しいっす(笑)。

――詞の世界観も抽象的なワードが多いこともありますし、自分の私世界にリンクして広がっていくんですよね。“影と壁”というタイトルですが、この言葉にはどういった想いがこめられているんですか?

tommy僕、子供がいるんですけど、ある日散歩をしていたらその日は風も強いし陽射ししも強いっていう日だったんですね。そのときに母親が子どもを抱っこしながら「壁になってあげるよ、影になってあげるよ」ってあやしていたのが印象的だったんです。何故かと言うと壁や影って一般的なイメージは比較的ネガティヴだったりするんですよね。

――確かに私もそのイメージが強いですね。

tommyでも壁になればその人にとっての風を防いであげられるし、影になれば強い陽射しからも守ってあげられる。僕、メチャクチャ根は暗いんですよ(笑)。俺は光になれない、でもそんな僕でも大事な人を守ってあげられる、そういうやり方はあるよなっていうことをイメージとして書きました。前作の『ありふれた今日を』も家族ができたタイミングでできた歌詞で、この曲と紐づいているし大事な曲ですね。

――長くNUBOのファンに愛してもらえるんじゃないかなって曲になりましたよね。

tommyバラードではないと思うんですけど、騒がしくて明るいみたいじゃない部分を自分たちのいちばんしっくりくる形で表現できました。NUBOの新しい武器になってくれると思います。

――そしてこのシングルを引っさげての長いツアーが始まりますね。

tommyそうですね、活動の主はやっぱりライブですし、本当は1回のツアーで多くの場所回りたいんですけど、最近は本数も少なかったんでようやく自分たちの“これがツアーだよね!”っていうスケジュールが組めました。

――現在発表されているだけでも来年の春先までありますし、対バンも強烈ですね。

tommy(笑)。そうですね昔から仲良かったけど最近やってないなってバンドが多くて。今回はまず最初にそんなバンドに声をかけました。今の自分たちが勝負して、絶対にケツを蹴ってくれるバンド。そういうバンドとやりたくて。

――やっぱりツアーは楽しいですか?

tommyそうですね、それをやりたくてバンドやってますし、各地に行ける。ライブをできる環境があるっていうのが僕たちにとって幸せなことなので、とにかく1本1本いいライブをしたいですね。

プロフィール

NUBO
2002年、地元横浜にて結成。ツインVocal、Guitar、Bass、Drumsの5人で成り立つ。2007年 1st mini Album『花咲く バイ・ザ・ミュージック』でデビュー。結成当初よりライブという現場主義を貫き通し、毎年100本以上のライブを行ってきた。まさにライブを愛してやまない生粋のライブバカである!!ロック・ラテン・ファンク・ダンス・パンク・ダブなどの様々なジャンルを吸収し、クロスオーバーさせた独自の音楽性と、暑苦しくも優しさに満ち溢れたライブパフォーマンスで、フロア全体を笑顔にさせる !!来る2016年11月16日(水)、6枚目となるシングル『インソムニア』をリリースする。そして、2016年11月20日(日)横浜F.A.Dを皮切りに、「NUBO “インソムニア” TOUR 2016-2017」をスタートする!!

リリース情報

『インソムニア』
NOW ON SALE
初回限定盤(CD+DVD)¥1,500(税抜)
通常盤(CD)¥1,000(税抜)

[収録曲]
01. インソムニア
02. Mirror the world
03. Shadow and wall

[DVD収録内容]
“京都大作戦2015”のライブを全編ノーカット収録したDVD付き
01. intro
02. Such one
03. ナイモノバカリ
04. Present changes past
05. Blisters on my foot
06. RESHINE
07. Colored
08. Circle

関連リンク

NUBO公式サイト
NUBO公式Twitter

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伊藤 啓太
  • 伊藤 啓太
音楽好きの家庭育ちの次男。某CD屋からスタートし事務所、ライブハウス、音楽誌、流通、イベント制作と渡り歩いた業界屈指の決定力のない器用貧乏。