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激しく攻撃的なテンポで、速いリズムにのせてる感じ……これぞHERE!

――確かにあのMVを見ずに、メロディーラインだけ聴くとロックでポップな耳に残る曲だと感じます。

尾形そうなんだよ、すごくいい曲なんです! でもやっぱりロックだから聴いている人がハッとなるような言葉を入れたくなって……。もしレコード会社とかついてたらNG出てたかもしれないですよね。HEREにしかできないがっつり濃いものを追求した結果がこれです!

――MV見て、曲を聴いてそれだけでお腹いっぱいになります。

尾形俺もこの前スペースシャワーTVでPVが流れて、初めて大画面で見ました。……気持ち悪くなった(笑)。爆発するたびに画面が揺れるから、それをジッと見てたら酔ってしまって。

――それはきっと視覚的にも楽しめるということです!

尾形うん。HEREはとにかく過剰。過剰じゃないとロックじゃない! これが自分の得意なことでもありますし。

――MVが公開されてから、リスナーの反応は期待通りでしたか?

尾形MV公開前に先行視聴会をやったんだけど、自分が思っていたポイントと、みんなが反応するポイントが違うのが面白かったです。俺は作っているうちに何回も見るから感覚が麻痺してきちゃってよく分からなくなっていたので。

――”青空の下で人が爆発する”という違和感を拭い去ることができるのが、HEREだと思います。

尾形実は最初、いい案がまったくでてこなくて。俺は「相撲だけどプロレスリングで歌ってたらおもしろいんじゃないか」とか言ってたんです。でも結局5時間くらい話し合っても決まらなくて、嫌な雰囲気でみんな帰った覚えが。そしたら次の日に監督から「青空の下でメンバーが大爆発を繰り返すMVがいいと思う。ことあるごとに爆発、とにかくメンバーが爆発して吹っ飛ぶのがいい!」って言われて。正直「なんだそれ」と思いましたね。やけくそになってるなと(苦笑)。でもその意味のわからなさと、謎のテンションの高さに不思議と「監督を信じてみよう」ってことになりました。

――普通はならないですよ!(笑) リード曲はバンドの顔といっても過言ではないと思うのですが、ためらいはなかったですか?

尾形正直ね、今回この曲になるとは思わなった! 俺のスタンスとしては「全部いい曲作ったからみんなの多数決で決めよう」って言ったんです。そしたら4人ともバラバラの曲で、メンバー以外の人にも聴いてもらって投票制にした結果選ばれたのが「はっきよい」。

――勝ち残ったんですね。

尾形「これかぁ~」って最初びっくり。どれでもいいって言った手前、みんなを信じるしかなかったですけどね。今までリード曲として出してきた曲とは曲調が違って、HEREのキャッチーな部分が前面に出せたからすごく満足しています。

――メンバーのなかで「はっきよい」を選んだ方はどなたですか?

尾形宮野(Dr)が選んでいたかも。「はっきよい」に決定した時ちょっと得意げだった気がする。そのドヤ顔にイラッと(笑)。

――2曲目の「ああYEAHもうYEAH」の対象となってる女の子は肉食系女子だと感じました。

尾形そうですね。若干そういう人を皮肉っぽく歌いました。恋してる人ってある意味エンターテイナーだと思わないです? 泣きながらフラれた話をしてると思ったら、すぐ新しい恋人ができてたり。周りの人間を振り回しているところが! アルバムの曲は平行して何曲も作るから、似たり寄ったりな歌詞になっちゃうときがあって。前のめり気味の歌詞が多くてその中でも肩の力を抜いて書いたのがこれです。だから他の曲ともいい具合にバランスとれたと思っています。

――力抜いて良い曲が書けた、まさに成功例ですね。3曲目の「くらいやがれ」は三橋さん(Gt)が初めて作曲した曲だとか?

尾形最初ギターリフを持ってきて、そこに俺が歌メロをのっけたから共作って感じです。ある日突然「これどう? ここに歌メロのっけられませんか」って何曲か持ってきてくれたなかで、いちばんいいのを選びました。この曲はHEREでやる意味があると感じました。

――じゃあ、けっこうスムーズに作曲は進んだんですか?

尾形それが大変で。曲を作っていくうちに、メロディーがすごい飛躍してしまうとキーを変えなきゃいけないので。普段は作詞作曲が自分だからいくらでも融通が利くんだけど、もう出来上がってるからその決められたなかで、且つ自分が歌えるものにしなくてはいけない難しさがありました。ちなみにBメロや最後の「くらいやがれ」の部分は俺が付け足しました。

――内容的にとても尖った、HEREっぽい楽曲という印象を受けました。

尾形そうですね。自分を鼓舞(こぶ)するようなHEREを象徴する楽曲だと思います。読んだらすぐに何を伝えたいかがわかる、どストレートな歌詞。まわりくどい表現は一切なし! それを激しく攻撃的なテンポで攻めてる感じ……これぞHERE!!

――ライブでやっているのを観ると余計にそう感じます。しかしなぜこのタイミングで音源化したのですか?

尾形アルバムを作れるくらい曲が集まったので、単純にいいタイミングでした。「くらいやがれ」はライブでもやってたからお客さんはすごい楽しみにしてる一曲だと思います。

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画像はイメージキャラクターです。常にエンターテイナーでいたい東洋の代表的野菜。