MENU
1 2 3

あえてバンドの音にした

――ここまで自分を表現できる場所に恵まれている中で、ソロもやりたいという思いが出てくるのは必然のような気も、意外な気もしますけどやはりソロは他のバンドとは違いますか?

有島やっぱり曲が全て私の管轄下で進行できるので別ですね。携わっていてもメロディは別の人だったり歌詞は別の人だったりするのでバンドは。元ネタは違う人が作ってそれにベース入れたりとか。それも楽しいんですけど、楽曲を完全にコントロールしているのはこのソロだけなんですよね。そういう棲み分けはできています。

――とはいえ今作を初めて聴いた時に「バンドか!」と思ったのも確かなんですけど、そこらへんどうでしょう。

有島あえてバンドの音にしたんです。ソロ・アルバムってソロっぽいことやるよりはバンドの音にしようと。

――(笑)。後はバンドといっても今回の“一人バンド”というスタイルも面白いですけど様々なゲストを招いたり、他の人に演奏や歌ってもらったりという選択肢もありましたよね。今回一人バンドを選択したのは何故でしょう。

有島それは制作期間短かったからです!歌詞を他の人に書いてもらおうとかっていう話もあるにはあったんですけど。

――ではこのarko lemmingとして次の作品をリリースする時は極端な話、全て打ち込みになったり、有島さんが全く演奏しないアルバムになるかもしれない。

有島全然有り得ますね。次はいわゆるソロっぽいことやってみたいなと。アコースティックな要素だったり打ち込みもそうだし。

――楽曲もまだまだあると。

有島ありますね。作れと言われればもっと作るし言われなくても作るし。

出し続けることで面白い感じになろうかなって

――今作をリリースして、ライブはどうするんですか?(インタビューを行ったのは発表前)

有島12月15日に新代田FEVERでレコ発をやります。

――バンドサウンドだし一人でライブは難しいと思いますが、バンドメンバーは決まっているんですか?

有島聞いちゃいますか、ベース中尾健太郎(Crypt City / SEAGULL SCREAMING KISS HER KISS HER / ex.NUMBER GIRL)さん、ドラムにナカヤマシンペイ(ストレイテナー)さん、ギターはS.N(xxxxx)さんです、オッケー出ちゃいました。

――すごい豪華な面子ですね(笑)。有島さんはギターボーカル?

有島はい。アルバム聴いていいって言ってくれて出てくれることになって。音楽性的にこのアルバム誰も好きじゃないと思ってました(笑)。3万円のギターなんでギター買わなきゃ。

有島コレスケ

――今作をリリースして有島コレスケ、arko lemmingとしてこうなっていきたい、どこへ向かいたいというのは自分の中に明確にあったりするんですか?

有島今回の作品というよりは、arko lemmingとして出し続けることで面白い感じになろうかなって思っています。

――面白い感じとは?

有島こんな奴もいるんだな、こういうことやってもいいんだなって思ってもらいたいというか。なんか「どのバンドがメインですか?」とか「どの楽器が本業ですか?」とか聞かれると「真面目だなぁみんな」って思っちゃうんですよね、そんな決めてやるもんかねって(笑)。遊んでるだけじゃん、としか思っていなくて。もっと自由でいいんじゃないかって、そんな縛らなくてもいいんじゃないかって思ってるんです。外人でもそういう人たくさんいるし。

――例えばFOO FIGHTERSのデイブ・グロールもあれこれやってますしね。

有島本来そういうものじゃないかなと思うんですよね。契約の問題とかでやむを得ずやっているバンドを抜けなければいけない人もいたりするじゃないですか。そういうのもこういうやつがやり続けることで多少今後やりやすくなるんじゃないかって。

――ずいぶん遠くまで、音楽シーンまで見てるじゃないですか。

有島もちろん(笑)。わりとそうですよ。

1 2 3

この記事が気に入ったら
いいね!お願いします

最新情報をお届けします

TwitterでDiggityをフォローお願いします!

  • ツイートする!
  • ブックマークする!
  • シェアする!
伊藤 啓太
  • 伊藤 啓太
音楽好きの家庭育ちの次男。某CD屋からスタートし事務所、ライブハウス、音楽誌、流通、イベント制作と渡り歩いた業界屈指の決定力のない器用貧乏。
  • 鈴木 "もぐら" 悠太郎
1986年 神奈川県生まれ 通称"もぐら"
ライブハウスでの撮影をはじめ、2013年にはFUJI ROCK FESTIVALや朝霧JAMといった大型フェスの撮影も担当するなど活躍の場を広げている。またライブや音楽イベントのみならず、風景やポートレートなど幅広く撮影中。