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ひとつの環境舞台にまったく異なる曲を書きたかった

――「autumn beach」の“遊泳禁止の海”など、そういうタイトルにあったフレーズってどういう状況下のときに出てくるんでしょう。

清水“遊泳禁止の海”って単語は、何かやってたときにたまたま目に入っただけだと思う。もともと「autumn beach」っていう曲名が出きてて、そっから歌詞を考えてるときに夏の終わりを想像させるワードにぴったりだと思って使ったらうまくハマったな~。

――日頃からアンテナ張ってるんですね。「さらば街よ」と「autumn beach」に出てくる“あの坂の上”ってもしかして同じ坂のことを指していたりしますか?

清水この2曲の坂はまったく同じ坂。ひとつの環境舞台で全く異なる曲を書きたかったから主人公も同じ人。「autumn beach」は聴けばわかるけど対象は異性で、「さらば街よ」に関しては異性でも同性でも構わないんだけど、主となるモノ(坂)が別の曲なのに関連してるって面白いかなと思って。

――アルバムを作る前から関連した曲を作ろうと計算していたんですね。

清水完成する前から考えてたけど、どっちも自分の街のことと、身の周りを歌った歌だから自然に書きたいって思ってこうなった感じかな。どっちの曲も根本は“街を出る”ってことなんやけど、「autumn beach」に関しては加えて“夏の終わり”っていう意味が含まれてる。

――落ち着いたイントロからも秋が迫っているイメージが浮かびます。4、5曲目は題材が海続きだけど、海が好きだっていう感情も含まれていたりしますか?

清水奈良県は内陸やから、ほかの県の人より海に接する機会があんまないから多少はな。

西口海への憧れはすごいある! 奈良県民は雪よりも海を見たら一気にテンションあがるからな。

清水でも「autumn beach」の海は、直接的に”海”ではないということをわかってほしい。海への捉え方というかなんというか……曲を聴いて感じろ!

――はい感じます。自主盤『Poolside Suicide』の収録曲「海を見たいと思う」を再度アレンジして『NOHARA』に収録したのはなぜですか?

Age Factory

清水『Poolside Suicide』を出したときは3年前で、それまでにスタジオでやったりライブでやったりしたこともあって。曲をやっていくうちに3年前と比べると曲の捉え方をはじめ、アレンジもすべて変わってきてたから、これはもう1回録り直したほうがいいと思って。

――要所要所で歌詞が違う点も心境の変化を表していると感じます。

清水そうそう。やっぱ「海を見たいと思う」を3年前に作ったときと今では伝えたいことや内容も違うし。まぁどんな人間も3年経てば考えも感覚も自分の好きな言葉やいいと思う譜割りも変わる。でもこれ以上変えるつもりはないな。

――曲が終わる寸前に入っている、波の音もいい味だしてます!

清水もともと海の音を入れたくて、最後がピタッと止まる曲だから波の音入れたら面白いんじゃないかなと。しかもアルバムの最後がそれで終わるって面白いなとかいろいろ話し合って。

増子ほかの音は選択肢になかったよな。

清水ないな。あと、海に関しての曲が2曲続いたから、最後に波の音を入れることによってより想像を掻き立てることができるだろうとね。

増子誰かが「波の音入れよう」って言って「それいいんちゃう?」ってなったのかも。

清水そんなハイセンスなこと言うの俺ちゃう?

一同……。

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ITK
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画像はイメージキャラクターです。常にエンターテイナーでいたい東洋の代表的野菜。
  • 鈴木 "もぐら" 悠太郎
1986年 神奈川県生まれ 通称"もぐら"
ライブハウスでの撮影をはじめ、2013年にはFUJI ROCK FESTIVALや朝霧JAMといった大型フェスの撮影も担当するなど活躍の場を広げている。またライブや音楽イベントのみならず、風景やポートレートなど幅広く撮影中。