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前作と今作の雰囲気の違いに驚いてるくらいじゃ……もうついてこれんな!

――ここからはアルバムの楽曲について伺います。1曲目の「Ginger」はタイトルからして生姜のようなスパイス感、辛みと刺激がある曲だなと思いました。

清水そうそう、そんな感じ。どんな料理に入れても生姜って味が絶対わかるから、そういうスパイス的な意味はある。ただ英語にしたときに“Ginger”ってかっこ良かったからというのもある。これはどちらかというと自己(聴き手)に対する挑戦的な曲かな。

――バンド活動を通して何かと戦っていますか?

清水自分の態度であり、無駄な満足感、どこか無理と思ってしまう感覚とか。常に行く先々で新しい自分を求めていきたい。

増子央人(Dr)

増子こうやってバンド活動をして、俺はプレイヤーとして今の自分を日々更新していかなくてはならないと思ってる。 

西口俺もプレイヤーとして戦ってる部分がけっこう強いかも。人にも負けたくないし、「かっこいい」って言われるベースが弾きたい。

――みんな男らしい! メロディに関しては冒頭4秒はあえて音溜めてるし、締めは締めで次の曲とアンプ音が繋がってて、まさにすごい“動き”を感じました。

西口ライブ感を出したかったんやな。

清水普段聴いてる好きなアルバムは冒頭に無駄な時間があるし、曲間に謎の間があるからドキドキする。そのドキドキとライブ感を少しでもアルバムに出したかった。「Ginger」と「NOHARA」は、収録曲が決まった時点で1、2曲目に持ってこようっていうのが決まってた。

――実際、ライブでもこの曲順でやってるときがありますもんね。「NOHARA」は前作の楽曲と比べるといい意味で生意気で、Age Factoryのイメージが180度変わった曲です。

清水いろんなバンドがいるかも知れんけど、俺らが普段曲を聴いてて気分が上がる曲って“踊れる”とか“騒げる”じゃない。どちらかと言えばハードロックやハードコアだったり、ギターとベースが常に音を出してて、そこに歌が乗ってる曲。それがただ好きやから、そういう曲にしたかっただけ。次のアルバムも「こんなに振り幅あるんや」って思われるような曲を作る予定だし。前作と今作の雰囲気の違いに驚いてるくらいじゃ……もうついてこれんな!

一同(笑)。

清水普段、いいなって思うバンドは、ボーカルの声が好きだったり全体的なコードが好きだったり、そういう感覚で“いい”と思うモノが多い。それと一緒で、いいとこ抜き取って柔軟な考え方で俺らのことも見てほしい。

Age Factory

――今までの楽曲を聴いてきて、どれもタイプは違えどAge Factoryの色は出ていると感じました。続いて、タイトル曲の「NOHARA」ではなく3曲目の「さらば街よ」をリード曲にした理由を教えてください。

清水リード曲にした理由ってなんやろな。レコーディングしてる時点でどの曲も好き。

西口「NOHARA」か「さらば街よ」にするか悩んだというよりは、どっちも良くて悩んだって感じやな。ただ、レコーディングしたときに「さらば街よ」の出来が思ったよりも良かった。

清水そうね。「NOHARA」もすごく良かったけど、自分たちが考えてたラインを超えて別の一面を見れたのが「さらば街よ」だった。こういう曲こそAgeFactoryの新しい一面だと思うし、新しいアルバムを作ったうえで出すべき曲ちゃうんかなと思った。

――「さらば街よ」のモデルとなったのは、(6月21日”床上手”@吉祥寺WARPの)MCで言っていた、黙って東京に行った友達のお笑い芸人ですよね?

清水そう、気づいたら東京に行ってた。ただ、これだけは絶対明記してほしいんやけど、その事をモデルに曲を作った訳ではないからな! その友人のエピソードがいちばん身近に起こっただけで、曲の方向としてはこれから社会の主力になってくる20代半ばの人たち。俺らみたく20歳ぐらいの人たちって就職して2、3年目やし、大学行ってる人だったら就職だし、成長や自立しなきゃあかん。もちろん俺らも一人前にならなあかん。そういう人たちへ向けての応援歌みたいな。

――20代ならではの社会への期待や不安をしっかりと汲み取っているなと感じました。もし、東京に来るとしたら黙ってきますか?

清水言いまくる。言うやろうけどリアルに東京には行かないだろうな。神奈川とか横浜辺りなら(笑)。

西口埼玉とか。

増子埼玉行くんやったら奈良でええけどな。

清水逆に岐阜?

増子あんま突っ込まんでおこ。

Age Factory / 「さらば街よ」

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画像はイメージキャラクターです。常にエンターテイナーでいたい東洋の代表的野菜。
  • 鈴木 "もぐら" 悠太郎
1986年 神奈川県生まれ 通称"もぐら"
ライブハウスでの撮影をはじめ、2013年にはFUJI ROCK FESTIVALや朝霧JAMといった大型フェスの撮影も担当するなど活躍の場を広げている。またライブや音楽イベントのみならず、風景やポートレートなど幅広く撮影中。