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前作があったから、今回のアルバムが出来た

――そんな忙しいなかレコーディングした『きっと鳴り止まない』は、今振り返ってみてどんな作品でしたか?

稲荷そのときの100%を振り絞って録りました。良くも悪くも「この瞬間にしかできない作品だったな」って思います。サポートしてくれたのがトガムの光太郎(TOKYOGUMのドラマー、Fujimoto Koutarou)だったんですけど(音楽の)畑が全然違うドラマーだったのでアレンジの広がり方がすごかったし、自分らだけじゃ作れなかった一枚だなと思いますね。そもそも彼はライブサポートも半年くらいしてくれてたのもあるし。でもやっぱり、なんとなくとっ散らかっちゃったなぁって思う部分も今となっては結構あって。そういう前作があったからこそ、出来たのが今回のアルバムなんだよなって思います。

――『きっと鳴り止まない』で初めての全国リリースでしたが、反響は大きかったんじゃないですか?

稲荷そうですね。今までとくらべて、ありがたいことに嬉しいお言葉をいただくことがグッと増えましたね。バンドのこれまでを振り返ったときに区切りをいくつか作るなら、前作が出たときももちろん大きなポイントなんですけど、その前のポイントは「エスケープ」のMVができたときだったかなと。この曲は全国流通してないアルバムの1曲なんですけど、すごくいろんな人に知ってもらえて。MVというか、ネットの力ってすごいなって思いましたね(笑)。

――リコチェットを新しく知ってくれる人がどんどん増えてきたわけですね。

稲荷MVやバンドとしてのイメージでの僕は“しっかりしてる風”らしくて、怖がられますけどね(笑)。

――確かに背も高いし、映像だとクールなイメージがありますね! そういえば、新しいMV「ターミナル」の撮影が終わったそうですが、見所はどこですか?

稲荷そうですね、やっぱり岳くん(Dr:大内岳)の浴室のシーンじゃないですかね。スネアをミュートするために中に布とかを仕込んでいたんですけど、布が足りなくて自分のリュックを入れてたら、Wi-Fiルーターも入ってたみたいで水没しちゃったらしくて……(笑)。

――うわぁ(笑)。ほかにも何かエピソードはありますか?

稲荷僕が部屋で歌ってるシーンは元々キッチンの前で撮る予定だったんですけど、撮影が始まる直前にいきなり光が射し込んできて「こっちのがよくない?」ってなって撮ったらめっちゃ良かった、みたいな巡り合わせもあったり。うさげ(Gt:石川拓実)となべさん(Ba:渡辺裕之)はいつもどおり、淡々とこなしてましたね。真顔で(笑)。

――モデルの瀬戸かほさんとも共演していますが、かほさんの印象はどうでしたか?

稲荷かほさんとは撮影の日に初めてお会いしまして、「すごくミステリアスな方なのかな」と思っていたんですけど、すごく気さくな方でお話していてかなり面白かったです。ただ、カメラがまわると表情も雰囲気もバチッと変わるのが素晴らしいなと思いました。僕も頑張らなきゃなと(笑)。

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  • 鈴木 "もぐら" 悠太郎
1986年 神奈川県生まれ 通称"もぐら"
ライブハウスでの撮影をはじめ、2013年にはFUJI ROCK FESTIVALや朝霧JAMといった大型フェスの撮影も担当するなど活躍の場を広げている。またライブや音楽イベントのみならず、風景やポートレートなど幅広く撮影中。