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お前の思ってる“歌もの”とは違うぞ!

――ええっと、ちょっと今さらですが、そもそもこの3人はどうやって集まったんですか?

オオノ僕が前にやっていたバンドがバラバラになって、1年くらい弾き語りとかをやってたんですけど、弾き語りで物足りなくなってきた頃にたまたまヤスオ(ヤスダのあだ名)と知り合って。ドラムやってるって言ってたから、遊びでスタジオ入ってみようということになって。で、同じ頃にアサイくんは前のバンドでよく対バンしてたんですけど、ちょうど仲良くなってて。友達の家で遊んでいるときに昔僕がやってたバンドのビデオをたまたま見て、アサイくんが俺に惚れて(笑)。「一緒にバンドやろうよ」ということになって。「ちょうど最近知り合ったドラムがいるんだよ」って言って、3人でスタジオに入ってみたんだよね。で、それから遊んだっていう(笑)。

ヤスダ吉祥寺だったよね。そのあと飲んで。

アサイあれ? 吉祥寺だったっけ? スタジオのあと飲んだんだっけ?

オオノそうだよ! その日録音したCD-R、うちにあるからね。

ヤスダマジで!? 持ってきてよ!

アサイえ。いや、ここ(某カフェ)に持ってきても聴けないでしょ!

オオノそっから7~8年か。長いねえ。

ヤスダみんなこのバンドを組む前は全然違うシーンでやってたよね。初ライブの秋葉原CLUB GOODMANは個人的には初出演だったし。

アサイそう思うとタイミングは違うけどやっぱりGOODMANには相当お世話になってるね。俺とオオノくんは“吉田今関時代”(名物ブッキング担当者の吉田氏、今関氏がいた時代)からですね。

――違うシーンから集まった3人だから、“誰かっぽくない曲”が生まれるのかもしれないですね。

ヤスダねえねえ、今作のそれぞれの曲ってどういうイメージで弾いてるの? 「これはソコラノグループのアンセムだぜ! 」みたいな。

一同え。

オオノああ、リズム隊2人のイメージはちょっと知りたいなあ。

ヤスダ1曲目の「ディストーションフール」は? 俺は「淡々と平べったくフツフツとビートが流れてる。平面的なイメージ」かな。ぐっと盛り上がってもシュッとすぐ縮まるっていう感じかな。

アサイうーん、俺は“ミドル級ディスコ”かな。

オオノそれはボクシングやってるからボクシングで例えてるの?(笑)

ヤスダマジで! そしたらこれからは、“バンタム級ファンク”とか“スーパーフライ級ロック”とかになっていくの?

オオノ嫌だね、“スーパーフライ級ロック”って(笑)。

アサイあの、あのね(笑)。ディスコをやろうと思ってないけど、ライブでこの曲になるとディスコ的な風景をイメージしてたりするよね。

オオノ2曲目の「High Low」は?

ヤスダ俺のなかでは“朴訥(ボクトツ)”。シンプルな。面取りしてない……面取りしてないジャガイモみたいな。

アサイジャガイモって(笑)。

オオノ俺はソコラノグループには珍しい“歌もの”だと思ってるけど。違うかな?

アサイいや、うん、“歌もの”でしょう。俺はあんまり歌もののベースを弾いてきてないからか、いろんなタイミングで発見がある。でも“歌もの”って言い切りたくないなあ。「お前の思ってる“歌もの”とは違うぞ!」っていう気持ちはあるけどねえ。

ヤスダ(録音機に向かって)そうだからな! お前の思ってるアレとは違うからな!

オオノえ、アレって(笑)。

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アサイ タクロウ
  • アサイ タクロウ
RinkyDinkが発行するインディーズミュージックマガジン『depOn』編集長。時代の波に華麗に(?)乗り、紙面からWEB上へ活動の拠点を移した。自身もバンドマン。編集者とバンドマン視点でバンドを紹介!