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 南波志帆、Dr.Usui、フレネシ、岸田メル、Julie Wataiという豪華なクリエイター陣によるユニット、xxx of WONDER(オブ・ワンダー)。彼らのファースト・ミニ・アルバム「WONDER of WONDER」のリリース記念イベント「2.5D OF WONDER ~未知との遭遇~」が、8月7日に渋谷2.5Dで開催された。インストアライブを除くと、初のライブだ。

xxx of WONDER

 xxx of WONDERは、南波志帆がボーカル、(M)otocompoのDr.Usuiがサウンド・プロデュースと作曲、フレネシが作詞、岸田メルがCDジャケットのビジュアルイメージ、Julie Wataiが写真を担当するユニット。どういうスタイルで「WONDER of WONDER」が制作され、ライブでどのように演奏されるのかが、トークとライブの二部構成で遂に明らかになったイベントだった。

 第一部のトークでメンバーが登場すると、フレネシはイラストのお面を顔の前に持っているものの、チラチラ本人の顔が見える状態。微妙に気になる。そして、「僕たち! 私たち! せーの、xxx of WONDERです!」と、ややぎこちなく自己紹介をした。そう、メンバー全員が揃ったのは今回でまだ2、3回目だというのだ。南波志帆いわく「みんな違う星に住んでいるので」。南波志帆はその後も「妖精が現れて『youたちxxx of WONDERやっちゃいなよ』と言われた設定」と身も蓋もない発言をして会場の笑いを誘っていた。さすがのトークスキルだ。

Julie Watai

 とはいえ、前述のように全員が揃ったのは今回でまだ2、3回目。話をすればするほど、「同じグループのメンバーなのに他人行儀」という面も浮き上がり、司会を担当していた2.5Dの石井龍が「今日厳しい戦いになるかもしれませんよ」と発言する場面も。実際、「WONDER of WONDER」の制作過程の話題においては、Dr.Usuiがフレネシと共に制作をスタートさせた後、フレネシの歌う仮歌を南波志帆に渡していたことも明かにされた。

 なお、ずっとお面を持つフレネシの手が疲れないのだろうか、と気になっていたのは筆者だけなのだろうか? また、南波志帆が「ソロなので孤独、ユニットだからこそ楽しめるので、今回こんな素敵なメンバーと組めて嬉しいです」と言うと、岸田メルが「僕もいつも孤独を感じています」と発言して、他のメンバーから意外がられる一幕もあった。

岸田メル

 「WONDER of WONDER」では、南波志帆が「ドウカシテル!」で初めて作詞に挑戦したが、本人いわく「xxx of WONDERだからこそできることを考えたら『作詞したい』と思ったんです。楽しんで15分ぐらいで書かせていただきました」と作詞の才能を感じさせる発言も。その歌詞を受け取って作曲したDr.Usuiは、「詞を先にもらって曲をつけるのはほぼ初めて」だったのだという。「iPhoneに支配されてることが嫌になる、怖いなと思う自分がいる」と言う南波志帆に、「南波さんは真面目」とJulie Watai。南波志帆の「COMPLEXの『BE MY BABY』みたいにしたかった」という発言には、言われてみれば確かにそういうパートがあるものの完全に意表を突かれた。最後に収録されている「Loop of Wonder」は全員を招集して歌うことになったそうで、南波志帆いわく「難しくてよくこんな曲を作ったなって」と感想を述べていた。なお、岸田メルはアーティスト写真について「足、長すぎでしょ」とのこと。

 途中で「明晰夢マドンナ」のMVを監督したエイプリルズのナカマノリヒサがゲストとして登場。非常に凝った映像に見えるが、ナカマノリヒサによると「コマ撮りと言われるのですが、やっていることは割とシンプル。何の変哲もない部屋で演技をしてもらいます。それを4回繰り返したんですよね。それを編集段階で細切れにしてつなぎあわせたんです」とのこと。この「ナカマメソッド」(フレネシが命名)とも呼ばれる手法、ナカマノリヒサ自身が出演したデモ映像も流されたのだが、まず細切れにした映像をつなぎあわせる作業に大変な労力がかかっていそうだ。

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  • 鈴木 "もぐら" 悠太郎
1986年 神奈川県生まれ 通称"もぐら"
ライブハウスでの撮影をはじめ、2013年にはFUJI ROCK FESTIVALや朝霧JAMといった大型フェスの撮影も担当するなど活躍の場を広げている。またライブや音楽イベントのみならず、風景やポートレートなど幅広く撮影中。