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結成から10年以上経過しても変わらぬメンバーで様々なジャンルを消化した独自の音楽を追求し続けるNUBO。前作『ありふれた今日を』からわずか数ヶ月でニューシングル『インソムニア』を11/16にリリース。今作をシングルとしてリリースしようとした意味、今作にかけた想いをtommy(Vo)に訊いた。

[メンバー] tommy(Vo)
[取材・文] 伊藤啓太
[写真] 飯島春子

NUBOとは

――今回Diggity初登場ですので、せっかくですから懐かしい話も伺わせていただきたいと思っています。

tommy今だから逆に新鮮な(笑)。

――では、あえて触れます。バンド名の由来を教えて下さい!(笑)

tommy(爆笑)。元々今の5人で結成して、サブ(Dr)がリーダーなんです。コピーバンドから始めてオリジナル作ってみようかってときにバンド名を決めなきゃねって話になったんです。そのときにサブが「NUBOがいい」って言ってきたんですよね、横浜の路上で(笑)。僕たちの世代だと”ぬーぼ”って言ったらお菓子なんですけど、わかりますか?

――私もtommyさんと同世代なのでわかります。黄色いお化けみたいなキャラクターのお菓子ですよね。

tommyあれから引用したのかなって最初は思ってたんです。バンド名決めるときに音が少なくて覚えやすいのが良くて、“NUBO”って覚えやすくていいねって話になり決まりました。その後なんとなく意味は聞けずにいたんですよね。

――いつ聞けたんですか?

tommy1年くらいそのままNUBOとしてなんとなく過ごしてたんですけど、仲間内からも意味を聞かれることが増えたのでサブに意味を聞いたんです。そしたらフランス語で、ボジョレ・ヌーヴォーとかあるじゃないですか。

――新しい、という意味ですね。

tommyそうです。その意味で名付けたかったらしいんですけど、スペルがフランス語のまま(Nouvelle)だとサブ的にはヴィジュアル系っぽいからスペルだけ変えたそうです。新しいということをやるバンドっていうメッセージが込められてることを1年後に知りました。

――コピーバンドからのスタートとのことですが、結成当初からツインボーカルだったんですか?

tommyそうですね、でも最初コピーバンドやろうぜ! ってスタジオ入るときに、ボーカルは僕ひとりのつもりでスタジオに行ったんですよ。そうしたら高校の先輩の一成(Vo)がいて。彼、当時ドラムやっていたので、別のバンドのスタジオなのかな? と思ってたら「なんか一緒にバンドやるんでしょ? 俺歌いたいからボーカルやらせてよ!」って(笑)。そこからボーカルはふたりになりました。

――先輩の意見は絶対だったんですね(笑)。

tommyそうですね(笑)。

――どんなバンドをコピーしてましたか?

tommyRAGE AGAINST THE MACHINEとか、smorgasとかを最初はやってましたね。そして初めてのライブをコピーバンドでやって、帰りにノルマを払っているときにスタッフの方が「オリジナルとかやってみればいいじゃん、次のライブ決めよう」って言われて、自然な流れでオリジナルを作るようになりました。

――最初に作った曲とか覚えてますか? 例えばバンドによっては今も演奏してたり原型として残ってたりしますけど。

tommy僕たちはないですねぇ。昔作ったデモCDとか今聴くの怖いなぁ(笑)。

――曲のベクトルも今とは違いますか?

tommyでも、元々Wakai(Gt)がファンクミュージックが好きだったりしたので、そういう要素も入れたいねって話してはいたんです。RED HOT CHILI PEPPERSがみんな好きだったりしたのもありますし、重いだけじゃなくファンキーな感じを取り入れてみたりはしてました。

――NUBOの楽曲はメロディだったり言葉だったり、ストレートに響く要素と同じくらい音楽的な引き出しがすごい多いじゃないですか。楽曲を作るときに“NUBOらしさ”って意識したりすることありますか?

tommyほんとに最近、1~2年前までは意識したりすることはありましたけど、今は全くそれを考えてないですね。当時は例えばラテン、ファンクといった要素をロックというかライブハウスシーンのなかで即効性をもって伝えられて、ライブハウスで“楽しさ”が最後に残るような楽曲を作っていきたいと思っていました。

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伊藤 啓太
  • 伊藤 啓太
音楽好きの家庭育ちの次男。某CD屋からスタートし事務所、ライブハウス、音楽誌、流通、イベント制作と渡り歩いた業界屈指の決定力のない器用貧乏。