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次世代のポップカルチャー・アイコンとして注目を集めるシンガー/ シンガーソングライター、仮谷せいら。tofubeatsの「水星 feat.オノマトペ大臣」ではMV主演を務め“水星ガール”としても話題を呼んだ。give me walletsとのコラボ作品やOrland、Faint⋆Starといった他アーティストへ歌詞提供するなど活動の場を広げている彼女が、12月16日に2nd E.P.『Nayameru Gendai Girl』をリリース。

“イマドキの現代女子”を歌った表題曲をはじめ、今回のE.P.は1st E.P.『Nobi Nobi No Style』に比べ格段とジャンル幅が広がったようにうかがえる。等身大な姿を真っ直ぐに表現し続ける彼女だからこそ、時には叱り、時には背中を押し、聴くものすべてにそっと寄り添うよう“仮谷せいら”がギュっとつまった今作が誕生したのではないだろうか。『Nayameru Gendai Girl』の制作エピソードから作詞への向き合い方までたっぷりと語ってもらった。

[メンバー] 仮谷せいら
[取材・文] 本木美奈
[写真] 鈴木”もぐら”悠太郎

――リリースおめでとうございます。自分と重なる部分が多い曲ばかりで、これからも大切に聴いていきたいと思えるE.P.でした。

仮谷ありがとうございます、嬉しいです。

――1stE.P.『Nobi Nobi No Style』がリリースされたのは半年前ですよね。『Nayameru Gendai Girl』の制作はいつから始めたんですか?

仮谷すっごい短期間でやりました。10月末からかな?

――えっ! 10月末にE.P.の制作が始まったんですか!?

仮谷やるぞやるぞ! ってずっと言ってて、1st出したときから今年はもう一回出そうと思ってるっていう話はあったんですけど、10月にOrlandとgive me walletsのリリースがあったので、けっこうみんながバタバタしてたから「あぁ、延びるかなぁ」と思っていて(笑)。あまり手を付けないようにしていたら、10月入って2組のリリースが終わったあとスタッフの方に「やるぞ!」って言われて。

仮谷せいら

――めちゃくちゃハードケジュールですね。

仮谷そうなんです。「Hopper」は元々ライブでやっていた曲なので録っただけなんですけど、ほかの4曲は2週間で仕上げました。

――すごい……。かなりきつかったんじゃないですか?

仮谷1stは割と時間をかけて作ったんですけど、それに比べるとウワァーってなりました!(笑)

――そんな短期間で仕上げたとは思えないクオリティですね。

仮谷そんなことないです、ありがとうございます!

――1stは「自分の半径5メートル以内のもの」がテーマでしたよね。ジャケット写真もテーマとリンクしていてとてもかわいかったです。

仮谷水谷慎吾(HABANERO POSSE / PUMP!)さんにデザインしてもらいました。今回のジャケ写も水谷さんがデザインしてくれたんです

――今回もE.P.のテーマとジャケ写のデザインはリンクしていたりするんですか?

仮谷曲とかはあまり関係なく、デザインはデザインでやってもらっていて。1stは青が強めのデザインだったんですけど、2ndはイメージを変えて、真逆のパッとした赤にしてもらいました。髪の毛には角みたいのをつけて(笑)。

――ツイッターで写真を見ました!(笑) ローポリゴンのデザインのものですよね。

仮谷そうですそうです!

――ジャケット写真でひとつ気になったのが、水谷さんのツイートで「++++++++++++にも意味がある」っていうのを見かけたのですが。そのデザインにはどんな意味が込められてるんですか?

仮谷実はですね。PUMP!がOrlandの4人、give me walletsの4人と、私と水谷さんと、あとスタッフが2人いて。12人でPUMP!なので、「+」が12個あるんですよ。

――本当だ、ちゃんと12個ある。めっちゃホッコリしますね!(笑)

仮谷そうなんです、みんながちゃんと一緒についてるよっていう意味があるんです。今数えていただいてる間に、数足りてなかったらどうしようって思いました。誰か足りない……(笑)。

一同 ははははは(笑)。

仮谷水谷さんから聞いたのは、これを作ったのがみんなが名古屋行ったり新潟行ったりしてる時のツアー中だったみたいで。その時に、「レーベルのみんなで頑張るぞ!」っていうのがすごく伝わってきたから、「+」をつけたんだって言ってました。すごく嬉しかったです。

――とっても素敵ですね。PUMP!のみなさんって、本当に全員仲がいいイメージです。仮谷さんのツイートを見てもPUMP!愛がとっても伝わります。

仮谷ほんと親戚みたいな存在です。楽屋にいるときは親戚の大好きなお兄ちゃんお姉ちゃんたちって感じだけど、ステージに上がるとめちゃくちゃかっこいいから、いつもすごい不思議な感じ(笑)。

“悩める現代女子”の背中を私が押してあげたり、勇気づけられたらいいな

――それではさっそく曲についてうかがいたいと思います。1曲目の「Nayameru Gendai Girl」はサビの言葉のチョイスが「ラリアット」とか「蹴散らす」とかかなり男前で大胆だなと思いました。作詞するときにイメージしたことはなんですか?

仮谷せいら / 「Nayameru Gendai Girl」

仮谷せいら

仮谷今、私は大学生でいうと4年生の代で、専門学校いってたら社会人2年目とかで“新人”っていう年で。自分も今バイトしながら“新人”のほうに入ってたりとかするんで、なんか、やっぱり上司の嫌だなぁって思うところとか、一人暮らし始めて大変だなぁって思うことがいっぱいあって、ほかの同世代の子もそんなことを思いながら頑張ってる女の子たちがいるから、そういう人たちの背中を私が押してあげたり、勇気づけられたらいいなと思って作りました。

――私も聴いていてすごく励まされたし、曲中の女の子のことを応援したくなっちゃいました(笑)。

仮谷ありがとうございます!

――この曲、歌声がかなりパワフルな印象だったんですが歌うときに意識したことってありますか?

仮谷キー的には「Nobi Nobi No Style」と変わらないんですけど、歌いだしの一音目からいちばん高いキーなんですよ。全体的にキーが高いし勢いのある曲なので、そこに負けないようにエネルギッシュに歌わなきゃいけないなって。今までは可愛らしいポップな感じだったけど、今回はテンポも早いんでそれを意識しましたね。

――バラードよりの曲とテンポの早い曲、どちらのほうが歌うの好きですか?

仮谷えー!(笑) 個人的に歌うときはバラードのがいいけど……でもライブとかでずっとバラードが続くと、(私めっちゃ見られてるなぁ)ってなるから……(笑)。一緒に盛り上がって楽しんでほしい! 「Nobi Nobi No Style」はサビがすごくキャッチ―で、「Nayameru Gendai Girl」もキャッチ―だから、お客さんも一緒に盛り上がれると思うし、ライブで一緒に歌えたらなぁって。

――ところで、アルバムのタイトル決めるときに、「悩める現代ガール」をアルファベットにした理由とかありますか?

仮谷とくにないんですけど「Nobi Nobi No Style」のときもそうで、いろんなパターンを考えました全部英語バージョンと、全部カタカナとひらがなと、混ざってるバージョンとか。それでいちばんしっくりきた、「Nayameru Gendai Girl」に決めました。

仮谷せいら / 「Nobi Nobi No Style」

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本木美奈
  • 本木美奈
94年生まれ。通称もっきー。音楽ライター。脚本勉強中。「音楽」と「ドラマ」と「犬」をこよなく愛しています。