MENU

弾き語りをやる意味をはっきり出したかった

――今回のスプリットは「ひとり3曲持ってきて」というようにして持ち寄った3曲なんですか?

山田3曲って言われたんですけど、私は(スプリットが)どういうものになるのかわからなかったから、5曲持ってきました(笑)。選べなかったので。

レオナどれも良いから選ぶのが大変でしたよ!(笑)

ハネダでも、選ばれた9曲はすごくまとまりがありましたよね。

山田曲順も3人が順番に来るのに、ちゃんと通して聴けるものになってる。

――確かにそうですね。

レオナ曲順は、バラバラでもいいと思っていたんですよ。例えば「ヤマミ→ヤマミ→ねたこ……」とか。単純に曲の流れで順番を決めようと。で、やってみたら、たまたま「ヤマミ→ねたこ→アカリ→ヤマミ→ねたこ→アカリ」ってきれいに並んだんです。これはすごいな、と思って。感覚だけで決めたから、びっくりしました。

――アルバムとして、作品としてすごくいい物になってますよね。

レオナ元気いっぱいの、超どメジャー系のシンガーソングライターは日の目を見るかもしれないけど、こういうしんみりしたというか(笑)、心にグッと迫ってくる感じのシンガーソングライターってなかなか注目されづらいんですけどね。

――日本人はそっち寄りの文化であるはずなんですけどね(笑)。気質的に“イエーイ!”の文化ではないだろうと思いますね(笑)。

レオナ確かにね。それはそれでいいんですけどね。

――では、ここでおひとりずつ「ほかのふたりの印象」を聞かせていただいてもよろしいでしょうか? 人間的にでも音楽的にでも。

山田キャラクター的には、ねたこは気配り上手だなと思いますね。場の空気をとってもやわらかくしてくれる。そういうところは音楽にも表れていて、聴いていて心身共に緩むというか。曲の中で自身の強い部分も弱い部分もさらけ出しているから、聴いている側も委ねられるというか。それは私にはない部分だから、すごくいいなと思います。

――素敵ですね。

山田アカリちゃんのキャラクターは、いちばん年下なのもあって遠慮しながらも、自分の意思はしっかり持っていて、「こうしたいです」っていうときはちゃんと示す強さを持ってる。それもやっぱり曲に表れていて。

――強い歌ですもんね。

山田そう。あと、感受性がすごく豊かで、私が気づけない部分を見抜く鋭さを持ってると思います。アーティスティックな部分がたくさんある。悔しいな、と思います(笑)。

レオナヤマミはすぐ悔しがるからねー!(笑)

――ねたこさんはいかがですか?

猫田まず、ふたりの曲なんですけど、さっきレオナさんとアサイさんがおっしゃってたように、スッと入ってくるのがすごいと思って。私はふたりの曲を聴くと絶対泣いちゃうんですよ。3人でツアーに行ったり一緒にライブをやったりするときに、出番がふたりの後になったら泣いて声が枯れてしまうんじゃないかというのが心配ですね(笑)。ふたりからいろんな感情や気持ちを感じるし、レオナさん始め、いろいろな人からふたりへの愛情を感じます。それはふたりの才能がすごいからなんだろうな、と思ってとても尊敬しています。

――なるほど。個人個人ではどうですか?

猫田ヤマミはバンドで知り合ったんですけど、バンドで歌っているときの演奏を引っ張るようなパワフルな声と、弾き語りのときの声が全然違って。パワフルもいいけどこっちもいいと思って、感動してまた泣いてしまいました(笑)。「歌い方を変えたんだね」って話をしたら、「バンドじゃなくて、弾き語りをやる意味をはっきり出したかった」ってヤマミが言ってて、あーすごいなあと思いました。アカリちゃんはアカリちゃんで、見た目と歌い方のギャップがすごくて。かわいらしいのにすごくパワフルで。私がアカリちゃんくらいの年齢のときは、ただ息をしているだけだったのに、すでにもういろいろなことを感じて歌詞にして曲にできるっていうのは、とてもすごいなと思います。尊敬するふたりです。

――では、最年少のアカリさんはいかがでしょうか?

ハネダ私うまくしゃべれないのでひと言でもいいですか?(笑)ヤマミさんは、“太陽のような人だな”と思いました。それと反対にねたこさんは“お月様のような人だな”と思いました。

――それはどういうところが?

ハネダヤマミさんとは2〜3年前に知り合って。私は普段あまりしゃべらないので、顔見知りみたいな人がたくさん増えていくんですけど(笑)、ヤマミさんはそんな私でも声をかけたら明るく接してくれるんです。“誰だこいつ”みたいなことはカケラも感じさせない(笑)。いつでも明るく受け入れてくれる。すごい笑顔で、気持ちいい接し方をしてくれる。それが歌にも出ていて、すべてを包み込んでくれそうで。太陽みたいな人だな、と思いました。

――なるほど、お月様は?

ハネダ私、自分の声がコンプレックスなんです。歌声も。ねたこさんは、私が憧れている声質の持ち主で。私には絶対出せない繊細さがあって、夜にすごく聴きたくなるんですね。だから星空とか、お月様のイメージがある。何も言わなくてもそこにただいてくれるだけでいいっていう安心感。そういう存在です。

――太陽が月を照らして、太陽も月もアカリさんを照らしている。3人の関係がとてもイメージできました。そういう面でも良いスプリットですね。

レオナ今回のCDは“超”大切にしてほしいんですよ。作品としてものすごく大事に作っているので。

――盤面に傷をつけないとか? ケースを割らないとか?

レオナそうじゃなくて!(笑)棺桶まで持っていってほしい!! あのCDだけは後生まで大事にしてほしい。家でも面出ししてほしい。手に取りやすいところにいつでも置いてほしい。

――今回のスプリットCD、3人はいかがですか?

山田私は、今回のCDの出来はレオナさんのリアクションが指針になっていて。レオナさんを信頼しているから、今みたいな言葉を言ってもらえて、「ああ、良いものが出来たんだな」って自信があります。あとは、私を知ってくれている人がこのCDを手にして、ほかのふたりのことを気に入ってくれたらうれしいですね。繋がりが出来ていったら。

猫田全員がお互いに、そして自分のも含めて、曲に対して自信があるものだと思うんです。全曲について全員思い入れがある。私は、これは問題作なんじゃないかと思っています。すごすぎて。どういう意見を持たれるかわからないですけど、たくさんの人に聴いてほしいですね。

ハネダ“この3人”っていうことで買っていただける人がいるのか、というワクワクはあります。そこへの入り口としても、MVやフライヤーをこれだけ作り込んでいて、聴いてもらう前のイメージをできるだけ伝えていると思うので、たくさんの人に何か引っかかってほしいですね。何回か聴いてもらうとスッと胸に入ってくるところもあるので、ぜひたくさん聴いてほしいです。

――“なぜこの3人なのか”というところも含めて、聴いて感じてほしいですね。

レオナジャケットもMVもフライヤーも全部自分で間違いないと思える人選だったので、それぞれけっこう任せました。それだけ今回のイメージを共有してもらえたってことですし、共有してもらえる人たちが周りにたくさんいて本当に良かったです。

――きっと読者の皆さんにもそのイメージを共有してもらえますね。ありがとうございました!

イベント情報

“唄酒場”
2016.02.28(日) 東京・吉祥寺 万星
OPEN 15:00 / START 16:30
投げ銭ライブ
出演:加藤大地郎(万星)/ 山田真未(after the greenroom / 田)/ ハネダアカリ(田)/ 猫田ねたこ(heliotrope / 田)

『田』TOUR FINAL

2016.03.19(土) 祖師ケ谷大蔵ムリウイ

関連リンク

『田』公式Tumblr
山田真未 公式Tumblr
ハネダアカリ 公式サイト
猫田ねたこ 公式Twitter

1 2 3

この記事が気に入ったら
いいね!お願いします

最新情報をお届けします

TwitterでDiggityをフォローお願いします!

  • ツイートする!
  • ブックマークする!
  • シェアする!